うつわ片手に。

うつわをはじめ大好きな日本の手仕事のモノについて、その他もろもろ、のんびり書いています。

「雅峰窯」の素敵なうつわと作家さんのこと。

先日、「丹波焼の里」を訪れたとき↓のことです。

lovejpcrafts.hatenablog.com

この日いちばん楽しみにしていたのは、以前に丹波焼のイベントでお会いした、とある陶芸作家さんのもとを訪れることでした。「雅峰窯(がほうがま)」という窯元さんです。

真っ先に足を運んだところ、またお目にかかれたらいいな・・・と思っていた、その作家さんと運良く再会することができました!最初にお会いしたときと同じように、気さくにお話してくださり、胸がいっぱいでした (*´ω`*)

今日は、そんなエピソードを書き留めておこうと思います。 

雅峰窯の作家・市野秀之さんとの出会い

その作家さんとは、市野秀之さんという方です。わたしは、市野さんが作られる、シンプルだけど見とれてしまうような色をまとった「しのぎ」模様のうつわのファンです♪

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遡ること2014年3月、大阪・梅田のグランフロントで丹波焼のプロジェクト"Tanba Style"のイベントがあり、「丹波焼ってよく知らないけどステキそう♪」と軽~い気持ちで参加したわたしは、そこで市野さんのことを初めて知りました。

展示されていた市野さんのお皿や湯のみを見て、「素敵やな~!この作家さんとお話してみたいな…でもわたしド素人やし、何て話しかけたらいいのかな」とモジモジしていたのですが、勇気を出してお声をかけたところ、ビックリするほど気軽に応じてくださったのです。

どんな工程で制作をなさっているのか、どんな思いでそのプロジェクトを立ち上げられたのか、などなど、優しく、けれど決して営業トークではないと分かる真剣さで語ってくださいました。

そのときに、わたしの中にあった「伝統工芸や作家さん=敷居が高くて縁遠い存在」という図式は消えてしまいました。

代わりに、こうした日本の手仕事のモノを、手元に置きたい!そこに携わる作家さんのことを、もっと知りたい!という思いが芽生え始めたのです。 

それ以来、暮らしの中の新しい楽しみを与えてくださった市野さんを、感謝の思いと共に応援しております♪

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(ギャラリーに置かれていた、市野さんのうつわに活けられたツツジ。あまり興味を持てなかった渋い色の陶器も、こうして色彩を引き立てるのだと、ここで知りました)

雅峰窯のうつわたち

わたしのイチオシは、上の写真のような、しのぎの模様と優しいブルーやイエロー、ホワイトといった色が際立つうつわ♡ シンプルなので載せるものを選ばないところがお気に入りです。

このほか、わたしの手元にはありませんが、プレーンな白地に水玉や曲線の模様があしらわれた、ちょっと個性的なものもあります(こちらのTanba Styleの通販サイトで紹介されています)。

派手ではないけど存在感があり、使い出したらメッチャ愛着が湧きそうな気がします(*'ω'*)

 

市野秀之さんは、フェイスブックやインスタグラムで積極的に作品や日々の製作の様子などを発信しておられます。ご興味ある方は、ぜひ検索してみてくださいね♪ 

 

丹波焼の里シリーズ、次回も続きます(多分・笑)。