うつわ片手に。

うつわをはじめ大好きな日本の手仕事のモノについて、その他もろもろ、のんびり書いています。

色彩が新鮮な、淡路島の美しいうつわ・あわびウェア

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このごろ足しげく通っている北浜のコホロさんでは、6月2日から、あわびウェアさんの展示がはじまりました。初日は、作家の岡本純一さんがお店にいらっしゃるということだったので、さっそく初日に伺ってみると。。。

やわらかい、奥ゆかしい、何色ものパステルカラーが目に飛び込んできた瞬間。あの胸の高鳴りは、ちょっと忘れられません。と同時に、日本独自の豊かな色彩感覚を、そこにあらためて見た気がします。

残念ながら、今回は展示のようすを写真に納めてこれませんでしたが、まずは上のポスターから、雰囲気が伝わるでしょうか?(かなりナナメですみません…)

女性の心をくすぐること間違いなしの「あわびウェア」について、今日はご紹介しますね。

 

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淡路島の美しいうつわ=あわびウェア

あわびウェアのことは、名前だけは以前から知っていました。でもなぜ「あわび」?と気になっていたんです。(あの貝のアワビとは関係ないのかな、なんて思いつつ。)

今回、展示を見に行くにあたり、ウェブサイトを拝見して、ようやく納得。

淡路島の美しさと書いて「あわび」、あわびウェアの「ウェア」には製品という意味があります。江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼)の制作スタイルに学びながら、生活道具としての器をつくっています。(以上、ウェブサイトより引用)

淡路島!わたし、淡路島が大好きです。自然豊かで、海がきれいで、さらに、神聖な場所。というのは、古事記では、日本で一番最初に作られた場所だそうで、それに由来した神社がたくさんあるのです。

実際に、あわびウェアの工房は淡路島のまんなかあたりにあります。次に淡路島を訪れるときは、工房見学に行こうと心に決めました。

岡本さんと少しお話させていただいたのですが、工房の近く(?近くかどうか、うろ覚えですが)には、あわびウェアを使って料理を出されるレストランがあるそうで、そこにも興味しんしんです。

淡い色彩の展開が新鮮

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(今回購入したものを自宅で撮影。ピンクのうつわ2つが、あわびウェア)

展示を見ていて、どうにも心を惹かれてしまったのが、この淡いピンク色。それからラベンダー色も美しかったな。

さらには、クリーム色、カフェオレのような茶色、優しいグレー、トルコブルーなども。いろんな色が並ぶさまが、とにかくキレイで、「全色ひとつずつ持って帰りたい・・・」と本気で思いました(思いとどまりましたが)。

でも、この不思議な感じは何だろう?パステルカラーなのだけど、乙女過ぎず、静かな空気。普段の食卓の中に、あわびウェアのうつわをひとつ置いて、しっくりなじみつつ華を添えてくれる様子が想像できます。

わたしは、色のことはあまり詳しくありませんが、これらは洋風のパステルカラーのようで、「和の色」なのかも。ラベンダーではなく藤色、ピンクというより桃色。絶妙に和の色合いが表現されている気がします。

日本人って、古来から認識している色の数が、他の国の人と比べて非常に多い、と聞いたことがあります。

あわびウェアのうつわがまとう、様々な色ひとつひとつが、そんな日本人の(そして、もちろん岡本さんの)細やかな色彩感覚から生まれたもの、なのでしょうね。

 

ちなみに今回も、小さなうつわ二つをお買い上げ。一つは親友にプレゼントする予定です。

食卓に仲間入りさせようかと思いましたが、なんとなくアクセサリーを置いてみたら素敵だったので、写真のようになりました。当分は、眺めて楽しみます♪

 

あわびウェアが気になった方は、ウェブサイトにオンラインショップや取扱店舗の情報がありますので、そちらを見てみてくださいね。