うつわ片手に。

うつわをはじめ大好きな日本の手仕事のモノについて、その他もろもろ、のんびり書いています。

カモシカ雑貨店さんの「大阪やちむん市2017」

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数日前のこと、大阪・高槻の「カモシカ雑貨店」さん(以下、「カモシカさん」)を訪問しました。日本メイドの食器をはじめ、いつも素敵すぎる品揃えのカモシカさんでは、ただいま『大阪やちむん市2017」を開催中なのです。

わたしは、日本のうつわの中でも、やちむんを特別に愛しております♡これはもう、行かないワケにはいきません。

やちむん市の様子と、そこで出会ってウチの子たちになったうつわたちを、ご紹介しますね。

 ずらりと並ぶやちむんのお皿たち


見てください、のびのびとした沖縄の空気を醸す、とりどりのお皿たち!琉球ガラスにも、うっとり。

カモシカさんは、そこまで大きなお店ではありません。それでもスミからスミまでやちむんであふれ返っていると、壮観です。まさかこんなにやちむんだらけ、と思っていなかったので、嬉しい驚きでした。

店主さんいわく、やはり、これだけの品を揃えるのはとても大変だそう。少し前までは、ふだんの営業のときでも何点かやちむんを置いていたのですが、昨今のやちむん人気の高まりで、まとまった数を仕入れられなくなっているとのことでした。

そんな中で、この品揃え。店主さんは、沖縄のいろんな窯元さんを訪れ、少しでも多くのやちむんを、少しでも多くのやちむんファン、うつわ好きたちのもとに届けられるように、時間をかけて熱心に取り組んでこられたのだなぁ。

そう思うと、ちょっと胸が熱くなりました。こんな素敵な催しを、本当にありがとうございます、カモシカさん。

やちむんの大皿を入手

入店から、軽く30分以上は、うろうろと歩き回りながら悩んでいました。お店を訪れる前に、「大き目のお皿がほしいな」と思っていたのですが、大きさに関係なく好みのものがありすぎて、なかなか決められなかったのです。

いっときは、トーストを乗せられるくらいの中ぐらいのお皿に決めかけていたのですが、「いや、やはり初志貫徹」ということで、大き目のお皿にしました。しかも、ふたつ。予算オーバーしましたが・・・一期一会ですもの。

ちょっと悔やんでいるのは、どちらの窯元さんの品か、ちゃんと確認しなかったこと。購入前には、お値段のタグのところに窯元さんのお名前が書いてあったのですが、お会計のときにタグを外してくださったので、分からなくなってしまいました。汗

確か、どちらも「なかどまり工房」さんのものだった気がするのですが・・・あらためて、お店に確認したほうがいいですね。お忙しいところ、こんなメールをするのも気がひけますが(^^;

「大阪やちむん市」は30日(日)まで

ゴールデンウイークが始まる今週末まで、カモシカさんでは『やちむん市』を開催されているそうです。カモシカさんでの『やちむん市』は、年に1度あるかないか、という貴重な機会。関西のやちむん好きの方、これを逃す手はありませんね♪

emiとこのブログについて

こんにちは。うつわ好き、日本の手仕事ファンの、emiです。

30代後半。夫とふたり仲良く、関西の片すみ(?)にて暮らしています。

カンタンな自己紹介も兼ねて、このブログを書くにあたっての思いを、ここに書き留めておきます。 

海外から戻って感じた、日本の手仕事への誇らしさ

ほんの数年だけですが、海外に暮らしていたことがあります。20代の終わりから30代の初めにかけての頃です。

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(全然ちがう、ふたつの国^^ どこでしょう?)

 

それまで、母国である日本のことにはまるで興味を持てず、外国の言葉や文化にばかり魅了されていました。

海外での暮らしは楽しく、異国の雰囲気を存分に楽しみ、英語も操れるようになってから、日本に戻ってきました。

 

その後、不思議なことに。あれだけ身近なのに、どこまでも縁遠かった日本の文化を、「自分の国だけの宝もの」として誇らしく意識するようになってきました。

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近江八幡。別に故郷でも何でもないけど笑、とても好きだった場所)

 

ほかのどこでもないこの国で、ほかのどこの国の人でもない日本人だからこそ、築き上げてこられた、ものごと。そして、ほかのどこにもない、わたしが生まれ育ったこの国の景色。

離れてはじめて分かる、ふるさとの良さ、でしょうか。

特に、独自の繊細さを持った日本人の職人さんの手によって作られ、生活の中に静かに溶け込んでいるモノたち。

毎日の食卓に並ぶ「うつわ」は、その最たるものと言えるでしょう。

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いつしかわたしは、そんなモノたちや、それを生み出す職人さんたちのことを、よく考えるようになりました。そんな素敵な「日本のモノ」との出会いや学び、その他もろもろのことを綴りたく、ブログを書くことにしました。

ちなみにわたしは、日本語と英語の翻訳を生業としています。それもあって、海外の人向けにも日本の良さを伝えたいな、と思い立ち、Instagramにて日本語&英語の発信を試みています。

★お気軽にフォローしてください♪→emi.lovejp's Instagram

身体もうつわと同じように、ていねいに扱って暮らしたい

もうひとつ、ブログのテーマとして考えていることは、自分にとっての「ていねいな暮らし」。

というのは、職人さんの手によって作られた、陶器のうつわを日常の中で用いるにあたり、以前と比べていろんなことを考えるようになりました。

どうやったら、キズをつけず永く使えるかな?

このおかずは、どのお皿に盛るのがいいかな?

他のどのお皿と、相性がいいかな? … などなど。

これって、自分の身体や心と向き合うことに似ているな、と、最近ちょっと思ったのです。

わたしは昔から、病弱とまではいかなくても、身体にいろんなマイナートラブルを起こしやすいのです。

生理痛、肩こり・腰痛、ひんぱんな胃腸炎、冷え、気分の落ち込み、胃弱、耳鳴り、などなど。

20代の後半くらいまでは、今よりずっとひどかった。そして身内だけに対してですが、キレやすい人でした。普段おとなしく、いわゆる「いい子」だっただけに、気難しいヤツだったと思います(^^;

それでも、整体やヨガ、漢方・薬膳に出会ったことで、だいぶマシになりました。

これらの、いわゆる「代替療法」などと呼ばれるものを一言で言い替えると、

「自分で自分をていねいに扱うことで、みずからを癒して元気にすること」。

病院に行って、お医者さんに診てもらうことも、薬を服用することも、必要なときは多々あります。

だけど、わたしたちは本来、自分のことを自分で元気にするちからを、持っているんですよね。整体(日本)、ヨガ(インド)、漢方・薬膳(中国)は、出どころはそれぞれですが、共通してそんなことを教えてくれています。

わたしは、この考え方が大好きだし、それに沿って生きることこそが、わたしにとっての「ていねいな暮らし」。

ときどきは、そんなお話もブログの中でできたらと思っています。   

 

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それでは、長くなりましたが、今後ともよろしくお願いします(*´ω`*)